巨大ピタゴラ装置『ハイツDE大冒険』
新狭山ハイツで2年に1度開催される手作り作品展。
今回の特別企画は『巨大ピタゴラ装置』をつくろう!です。
私も装置の半分のパートを受け持ちました。
1日目10/8は、昼間に大雨が降り、夜までかかって組立作業。
2日目10/9の午前中は雨の中、最終の調整を。
昼前にはなんとか雨も止み、さあ本番!と思ったら、強風が…。
それでも集まってくれた人たちのために、流さないわけにはいきません。
風で転がり始めてしまう球や、あおられる傘、
子どもたちには、舞台の上で飛び跳ねないで!と言う始末…。
自然には勝てないと言いつつ、
装置自体も完璧ではなかったので、良い言い訳になったという話もあります。
装置の全景はこちら。
新狭山ハイツの広場とそこにある「まるた小屋」のデッキを使って製作しました。
巨大です。
肝心の大冒険はどうだったかというと、
すべり台からスタートして、
①竹のししおどし的な装置を転がり、
②ゆっくりと巨大遺跡のゲートをくぐり、
こちらがゲート。
③ドミノを倒して、パターがボールを叩き、
④叩かれたボールが、起き上がりこぼしを動かして次のボ
⑤クランプのジグザグを通って、
⑥その先にあるさしがねのレバーを動かして、次のボールがスタート。
ここらへんが一応、「虹の都」という設定で、タワーは「虹の塔」という設定。
⑦さしがねレバーでスタートしたボールが、次々にペンキの缶を動かして壁を登らせ、
新たなボールを動かして、それが虹の塔のゴンドラに入っ
壁を登ったペンキの缶が、ハンマーを動かして、それが塔のゴンドラを持ち上げたり、
(もう、ここの動きは複雑で理解しがたいものになってます)
⑧虹の塔のゴンドラがてっぺんまで登っていって、
⑨傘のゴンドラに飛び乗り、ケーブルを伝って、魔物の山
(強風なので、傘が飛ばないように抑えてます…風が無ければ止まっててくれてました…)
⑩魔物の山で、宝を手に入れたら、虹の都へ帰ります。
魔物の山。
⑪魔物の追手の攻撃を振り切って、ゴール!
⑫持ち帰った宝はスタンプ。作品展のパンフレットに押せるようになってます。
スタンプ持って、いい笑顔。
コースの途中で、何度か(何度も?)人の手を借りながら球は進んでいき、
魔物の山を通り抜けて、宝を手に入れ、敵の攻撃をかわしながら、
満身創痍でゴールまで辿り着きました。
ひとりでは辿り着けないゴールも、
仲間の助けがあれば辿り着けるんだという教訓?を子どもたちは感じてくれたことでしょう。
(そんなわけないか…。)
まあでも、楽しんでくれてたのでOKです。
個人的には、止まりそうになりながらもゆっくりゆっくり進んでいく赤いボールの健気さと、
起き上がりこぼしの斬新さ、
塔を登って、傘のゴンドラに飛び乗るところ(めちゃめちゃ苦労しました)、
そして、ゴールで出てくる「ピ」「タ」「ゴ」「ラ」のスタンプのデザインがお気に入りです。
終わった瞬間から、あそこはああすればもっと確実になるなあ、とか思いつくんですが、
2年後の手作り作品展でリベンジするかは神のみぞ知るです。
ピタゴラ装置の製作をお手伝いしてくれた方、応援してくれた方、遊びに来てくれた方、
みなさん、ありがとうございました!