日曜カフェで狭山茶講座
昨日は、入間の団地『西武狭山グリーンヒル』の日曜カフェの日。
今回は入間市博物館ALITからの出前講座で「狭山茶基礎講座」を開催しました。
「日曜カフェ」という活動は今年度の自治会からスタートしました。
たまの日曜日、集会所に集まっておしゃべりしようよ、という企画です。
ただ、なんにもテーマが無くて、ただ「集まろうよ」というだけだと、
残念ながら人は来ません。
やっぱり最初はなにかテーマが無いとなかなか足を運んでくれません。
そこで、目を付けたのが、入間市の出前講座。
入間市民でも知らない人が多いかもしれない、この出前講座という企画。
入間市が無料で講師を派遣してくれるものです。
いろんなメニューがあって、前回はごみのお話。
今回は狭山茶です。
これをやると、普段は集会所にあんまり来ない人も来てくれます。
やっぱり知りたいこととか聞きたいことが聞ける、というのは大きな動機になりますね。
講座はというと、これがかなり面白かったです。
講師が狭山茶好きなんでしょうね、ノリノリでしゃべってくれてました。
途中の休憩では、手作りのおはぎも出ましたよ。
最高です。
茶のうんちくは、いろんなところからよ~く聞かされているので、
たいがい知っているつもりでしたが、知らないことの多いこと多いこと。
茶の木の学名とか、
在来種と品種の違いとその理由とか知りませんよね、普通は。
中でも面白かったのは、茶の歴史。
戦国時代は、茶(今でいう抹茶)は合法ドラッグみたいなものだったそうですよ。
その時代の抹茶は今の抹茶とは違って、相当パンチがある味だったらしく、
死と隣り合わせの中で、気持ちを高揚させるものとして武士の間で広まったそうです。
当時の抹茶、飲んでみたいですか?
飲んでみたい方は、これから開講する「ALITお茶大学」へ!
入間市博物館ALIT → http://www.alit.city.iruma.saitama.jp/
ALITお茶大学 → http://www.alit.city.iruma.saitama.jp/iruma/files/29college.pdf
スウェーデン人の日本茶インストラクターの話も聞けますね。
めっちゃ聞きたい。けど、この日だけは参加できないのがつらい…。
この日曜カフェみたいな活動は、頻度の差はありますが、結構な割合でどこの団地でも行われています。
最初は人集めに苦労するんです。
告知が上手くないことも一因ですが、
1年やそこらじゃ、活動の存在自体も知られていきません。
2年続けて、ようやく知られ始めるのがいいところでしょう。
その2年間、どうやって主催者側がモチベーションを失わずにやり続けられるか。
そこが大切なところだと思います。
1年交代の自治会役員に任せきりにしていたら、おそらく1年で終わってしまいます。
なんとなくわかってはいるけれども、実際、そういう活動が多いんです。
継続は最大の力。
団地の広報もそうですが、「続けること」。
それが一番効果があって、一番大変なことです。