3DKリノベ⑦~下り壁、和室天井解体
「下り壁」とは…
「垂れ壁」とも呼ばれるもので、天井から垂れ下がった壁で、途中までしかないもの。
らしいです。
よくあるこれです。
今日は、その下り壁を解体していきます。
ここには、ふすまが入っていたので、その上枠として「鴨居」が付けられています。
ちなみに、下の枠は「敷居」です。
まずは、その鴨居をカットして、取ってしまいます。
すると、残された壁に、ちゃんと書いてありました。「3DK下りカベ」って。
どんどん解体していこうと思ったら、天井との境目になにやら木材が取り付けられています。
これが「廻り縁」と呼ばれる部材で、壁と天井の見切り材として使われます。
解体の基本は、組み立てられたのと逆の順序で取り外していくこと。
廻り縁は、見切り材ですから取り付けは最後。
なので、解体する時には最初に取り外します。
バールを使って、グイっと。
そんなに強力についているわけではありませんので、簡単に取れます。
どんどん取っていきます。
すると…
天井が落ちてきました。
和室の天井って、こんなに簡単につけられているんですね。
一枚とったら、どんどん取れていきます。
何本か走っている「野縁」といわれる下地材。
これも取ってしまいます。
つるんとして、結構綺麗な躯体が出てきました。
和室の天井はがしは、これで完了。下り壁の解体に戻ります。
鴨居が取れた下り壁のどこでもよいので、ノコギリを入れます。
左右に分かれた壁をグイグイ開いていって、
最後は、ズボッと取ります。
うん、やっぱり下り壁が無い方がすっきり広く感じますね。
いい感じです。
いろんな建築用語がありますが、リフォーム屋さんと話すときでも、
言葉を知っていると、意志の疎通ができてなかなか便利です。
この機会にいろいろ言葉を覚えて、ただの素人じゃないぞ!感を漂わせてみましょう。
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