とある団地の一日
今日の午前中は、小手指の団地からのサッシ工事視察対応。
私が住んでいる入間市の団地『西武狭山グリーンヒル』では、
2年前、全戸の窓をカバー工法+真空ガラスで更新しました。
お金もかかる事業でしたが、1億円以上の助成金をいただいて、
一時金の徴収や管理費の値上げ等なく実現させました。
泥臭いことをたくさん、コツコツと重ねていった結果です。
部屋の中に入らせてもらっての工事です。
ある意味、外壁の修繕よりも大変な工事でした。
・情報の発信や説明会、見学会などを開催して、
・全戸の所有者と居住者に、工事に納得してもらうための取組みをして、
・部屋に入らせてもらう日程を調整して、
・高齢の方で、部屋の準備ができない方へのお手伝いなどもして、
・他にもいろいろいろいろやって、
その結果、全戸一斉に窓を更新できたという「偉業」だと思います。
ここ最近、団地の住人の合意形成の難しさが取り上げられていますが、
これまで(建てられた当初から)の団地運営に対する信頼感と、
その都度、地道な活動を重ねていくこと、
それが無いと数百戸の人の気持ちがまとまることなどないんだろうと思います。
当時の事を思い出して、あらためてここの人たちのすごさを感じました。
・
昼からは、そんなグリーンヒルで「安全安心を考える会」の初めての集まり。
団地では関心の高いテーマのひとつです。
まずは入口として、
安全や安心ってどんなことか?
逆に不安なことはどんなことか?
いろんな人、それぞれの話を聞きました。
災害時のことを気にしている人もいれば、
普段の生活のことを気にかけている人もいます。
でも皆さんに共通していることは、同じ階段の10戸がつながりをもつことが大切だということ。
その10戸がつながっていることがまず目指すところなのかと感じました。
つながるためのきっかけ作りが最初の課題でしょうか。
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そして、夜はグリーンヒル自治会の役員会。
今年度は、広報担当の役員として参加させてもらっています。
グリーンヒルの暮らしを伝える広報紙『GH TIMES』を今年度から発行しています。
みなさん、伝えたいとこはたくさんありますが、それを書く人がまだまだいませんね。
高齢の方は、ブログを書いたり、FBに投稿したり、ということに慣れている方も少ないので。
今年は、私が取材して、ライター兼撮影兼編集者としてやっていますが、
結構大変です。(特に月末は…)
活動は、継続することが一番大切で一番大変です。
来年以降はライターを増やして、継続可能な活動にしていこうと考えていますが、
ある程度形ができていないと、なかなか人は参加してきてくれません。
産みの苦しみは覚悟の上。
GH TIMESを軌道に乗せるまで、地道な活動を重ねていきます。
・
という、朝昼晩グリーンヒル三昧の一日でした。