団地シェアハウス2㊷~個室引き戸のリメイク
西武狭山グリーンヒルのシェア、個室の引き戸はかなりしっかりした造りです。
ただ、それゆえにちょっと重くて、かなり動きが渋いのが難点。
敷居滑りとか貼ってあるけれども重い…そんなときは、ローラーを付けます。
ちなみに、使うのは3枚のうち1枚だけ。
2枚分は間仕切壁を新たに作りました。
さて、外した引き戸を作業台にのせて、
”ヨコヅナGOLD”といういかにも頑丈そうなローラーを取り付けていきます。
引き戸の底に、ローラーがおさまる穴を掘って装着。
もう一方も。
難しいのは、ねじ穴のあるプレートを、どこまで沈めるかというところです。
浅すぎると、ローラーが出っ張った分、引き戸の上がつっかえるので、上側をカットしてやらないといけません。
あと、引き戸の下側と敷居の間にすき間ができますね。
じゃあ、深くする方がいいかというと、深すぎるのはやっちまった感たっぷりです。
深すぎると、ローラーの出っ張りが少なくなって、戸を引きずりながら動いてしまいます。
こうなると、下側をカットするか、プレートと戸の間にスペーサーをかませるか、です。
浅い場合はもうちょっと掘ればいいだけなので、浅めに掘る方が安全です。
さらに大切なのが、左右のローラーの出具合。
左右で出具合が違っていると、引き戸が傾きます。
そうすると、戸を閉めた時に、枠との間にすき間ができるということに。
こんな感じで、ローラーをどこまで沈めるか、というのがとっても微妙なところなんですが、
その調整をローラー側でできる商品にはまだお目にかかっていません。
あっても値段が高くて買わないような気もします。
(サッシの戸車だと、調整できるのがあるんですが)
なので、引き戸側の加工精度がものを言う作業です。
たぶん、深さを設定して掘れる工具があるんですが、
そんなもの持っていない私は、ドリルとやすりとノミで勝負です。
ドリルでざっくり穴掘って、やすりで整えて、と、ここまでは簡単。
プレートがおさまる深さをノミで加工するのは緊張しますね。
で、だいたい掘りすぎます。
加工して引き戸をはめてみたら、はまらないとか、ズリズリすってるとか、左右に傾いてるとか、
そんなことがしょっちゅうです。
その都度、再加工したり、スペーサーで微調整したりして、なんとか形にするのが常。
今回は、けっこうすんなりとできた方でした。
枠とのすき間もばっちり。うまくいくと気持ちいいです。
おかげさまで、小指一本で開けられる軽さになりましたよ。
閉めるのも小指一本。
面倒だったのは、そのあとですね。
戸に貼ってあった古いクロスとふすま紙をはがしたら、ベニヤの表面も剥がれてくれて。
その凸凹をパテでならして、シーラー塗って、塗装。
こっちの方が断然疲れました…。
完成まで、もう一息です!!
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