団地シェアハウス2⑥~6.5畳床下地解体
入間の団地、西武狭山グリーンヒルにつくるシェアハウス。
6.5畳の解体作業が続きます。
前回はここまで終了でした。
残りの壁紙はがしを進めます。
きれいに剥がれてくれるとうれしくなります。
ようやく全部はがし終わりです。
かなりツルツルな壁です。
さて、いよいよ床材の撤去です。
前回、釘のまわりに穴あけをしたので、ボード剥がしはさくさくと進みます。
今度は、根太に残った釘を抜いていかないといけません。
これがひと苦労です…。
力がいるというより、けっこう音がうるさくて周りに気を遣うのが難点です。
やらないと先に進まないので、心の中でご近所さんに謝りつつやります…。
釘が抜けたら、今度は根太を撤去していきます。
根太はしっかりしてるので、カベを作るときにでも使わせてもらいます。
根太の下の大引も頑丈そう。
これもどこかで使えればいいですね。
根太の撤去完了です。
床を軽く掃除して、6.5畳の床解体はひと段落です。
床解体の3種の神器と、今回抜いた釘。
あらためて見るとすごい量です。
床下地の解体をやると、毎回必ず当時の忘れ物が出てきます。
これが意外と楽しみで。
今回の忘れ物は、コーラの王冠。
休憩時間に、シュパッと栓を抜いて、ゴクゴク。
I feel coke!
みたいなさわやかな現場だったんでしょうか。(多分違う)
もう一つは、めずらしい床面の落書き。
単気筒か4気筒か、ちょっとフロントフォークが寝てるような雰囲気です。
きっとバイク好きな職人さんか、ヤンキーだったんでしょう。
当時(1970年代)は、暴走族もたくさんいましたからね。
似顔絵がちょっと私に似てるかもなあ。
作った部屋が40年後に解体されて、自分の落書きが見つかるなんて、
考えてもみなかったでしょうね。
それともわざと遺したんですかね。
これから床下地をやり直して、それを解体するのはきっと40年後。
そのころには築80年で、団地そのものを解体しているときかもしれません。
そう考えると、床下に40年後のグリーンヒルに向けてのメッセージを残しておくのも悪くないですね。
ちょっとしたタイムカプセル。
いいかも。
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