3DKリノベ⑨~洗面-トイレ間 開通
団地のトイレは狭いです。
身長180cmの私だと、トイレの中で体の向きを変えるのもひと苦労。
私より小柄な人でも、きっと狭く感じるはず。
なので、いつも可能な限り広いトイレを目指して作ってます。
今回は、となりの洗面脱衣所との境のカベが木だったので、
思い切ってぶち抜くことにしました。
トイレと洗面が一体になった広いバスルームになる予定です。
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まずは、設備の取り外し。
BEFOREはこちら。
玄関の外にある水道メーター横の栓を閉めて、
念のため洗面台の止水栓も閉めてから給水の管を外します。
排水の管も外したら、洗面台が撤去できます。
なんて、簡単に書いてしまってますが、給水管と洗面台を取り外すのが結構手間でした。
撤去後は、こんな感じです。
念のため、給排水管にはテープでふたを。
それにしても、ほこりとカビとGの糞でげんなりしました。
まあ、これも避けては通れない道ということで。誰かがやらねば。
次は楽しい楽しいカベの解体です。
まずは、表面の薄い一枚をはがして、中を拝見。
電気の配線の位置や、間柱の位置を確認します。
そして、ここだ!というところに思い切って丸ノコで切り込みを。
あとは、グイグイやってると…ちょっと向こうが見えてきました。
さらに、グイグイやって…
こんにちは!って感じです。
残りのカベも撤去して…祝開通!!
う~ん、ひろびろですね。
この瞬間がたまらないという人、解体マニアです。
この団地では、給水管の更新がされているので、
新しい管が露出で配管されています。
機能的には問題ないのですが、見た目にちょっと…
なので、新たに床下に配管しなおしてもらいます。
その辺の作業は、設備屋さんにお願いします。
カベを撤去すると、いろんなことが見えてきます。
トイレと洗面の床の高さが違ってるのもそのひとつ。
なんでそうなっているのかは、謎です。
そして、もっと中を見てみたくなるのが人情。
流れで床も解体してしまいます。
こちらは、バールでバキバキと。
出てきました。
配管たち。
配管を見るのも、なかなか面白いもので、
あれが洗濯用の排水で、こっちはお風呂。
あれはガス管で、あっちは古い給水管。
カベの中通ってるのか!
などなど、構造が丸わかりです。
そんな洗面とトイレのカベ・床の解体にかかった時間とお金は、
設備の取り外し:1~2時間
カベの解体:1.5時間
床の解体:1.5時間
費用:0円
難易度(☆~☆☆☆):☆
というところでした。
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さらについでに、玄関の床も解体しておきます。
団地は、玄関も狭いことで有名です。
収納もほとんどなく、靴をちゃんとしまわないととんでもないことになってしまいます。
今回は、すっきり片付きやすい玄関を目指すということで、
団地にはありえなかった大容量の玄関収納を造ってみます。
こちら、元の玄関。
と、玄関収納としての靴箱。ちっちゃい!
この押入の部分を全部玄関収納にして、土足でアクセスできるようにします。
前回、押入を解体して、ここまでいってました。
今日は、玄関のかまちをカットします。
丸ノコで、エイヤッとカットします。
以上。
なかなかドキドキしますが、思い切りの良さも大切です。
斜めのラインが、新しい玄関のかまちになります。
コンクリートのスラブが見えているところが、玄関収納になるエリアです。
セルフで解体をするメリットの一つが、不確定な要素を無くせることです。
リノベーションでは、開けてびっくり!なことがけっこうあります。
そして、そういうのがあることがわかると、
設計の見直しをしないといけなくなったり、見積りの金額が増えたり…。
なるべくなら、そういうことなく、スムーズに工事を進めていきたいですね。
今日は、ガス管と給水管の他に、玄関収納の床の高さに影響しそうなコンクリートの立ち上がりがあることが発覚しました。
これはなかなか悩ましい…。
こんなものがあることも、解体しないとわからないことのひとつです。
早めにわかってよかったと思いながら、どう対応するかを悩むわけです。
今日はここまで。
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