イケてる団地は庭が違う
”100年続く団地を創る” 団地生活デザインのブログへようこそ。
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昨日、久しぶりの散歩で自宅とは別の団地の中を通ってみたら…
敷地の一画がジャングル状態でした。
元は綺麗な芝生だったのかもなあ、と思われるところも雑草が伸びている状態。
庭園にかける費用って、管理組合の予算の中でも相当な割合を占めるものです。
庭園管理費は「高すぎるんじゃないか」という声が上がりやすい費目ではあるのですが、
実はとっても重要な費用。
庭園は、内覧に来る人にとって、その団地の第一印象を決める大事な役割を担っていることはもちろん、
住んでいる人にとっても毎日の暮らしの満足度を左右するものじゃないかと思います。
でも、支出を抑えるということも確かに大事。
じゃあ、どうするか?というと、
ここ良いなあという団地では、庭園に対して何かしらの取り組みがあります。
住人が庭園の作業の一部を担っていたり、
庭園の作業をコミュニティの形成に役立てたり。
そうやって、直接的に費用を減らしたり、プラスアルファの価値を加えたりして、
かかる支出とそこから得られる価値とのバランスをとっています。
お金をかけるべきところと節約すべきところの見極め。
お金をかけるなら、そこから得られるものを最大化する工夫。
そういったところに、団地を運営している方たちの努力や熱意が現れてきます。
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散歩の帰り道では、お茶の木に花が咲いていました。
お茶の木には、お茶をつくるための木と、垣根にしている木もあって、
お茶つくるための木では、花を咲かせるのはNG(栄養が取られてしまうため)ですが、
垣根として植えてある茶の木なら、花が咲いていてもOKです。
そして、この花の蜜が意外と甘いらしいですね。