団地の夏祭りに想う
新狭山ハイツの2日間の夏祭り、堪能してきました。
1日目、少し遅れて駆けつけたら堀兼中のブラスバンドの真っ最中。
どこの祭りでも、子どもたちの出し物は客を呼びますね。
ここでも我が子の姿を見に来た親たちでいっぱいでした。
続いて、あおやぎ文庫の大型紙芝居。
個人的にはこれが一番楽しみなイベントでした。
紙芝居の大きさもさることながら、読み手(というのか?)の3人の上手なこと。
思わず聞き入ってしまいました。
最後はほっこりハッピーエンドになってよかったです。
一日目の最後は、盆踊りです。
今年は例年になく踊りの輪に入る人が多くて、
自治会のやる気って伝わるんだなあと感心してしまいました。
(自分自身は踊ってないですが…)
2日目もいいお天気。
模擬店も好調みたいです。
催しも、太鼓、阿波踊りと進んで、
さあ獅子舞から盆踊りへと思ったら、急に空が暗くなって土砂降りのゲリラ豪雨。
そして、そのまま夏祭りは終了。
ああ、やっぱり…。
2日間のうち、どちらかは雨が降るという、ハイツの夏祭りのジンクスは今年も健在でした。
夏祭りに関しては、準備のお手伝いはしていますが、
当日はほとんどやることがない私は、
ぶらぶらしたり、知っている人とゆっくり話をしたりして過ごしています。
どんな人が祭りに来て、どんな風に過ごしているんだろうというのも興味があって、お客さんを観察してたりもします。
で、思ったのは、ハイツに限らず、団地の夏祭りって、
つながりをつくる場ではなくて、
つながりを深める場になっているんだろうなあということ。
誰も知ってる人がいない入居したての人が来て、どう過ごすかって、
なにか買って、それ食べながら紙芝居見るとか太鼓聞くとか、
ぐらいじゃないかと思います。
知ってる人がいないと、食べながら飲みながら話したり、っていう状況にはなりようもなく、とても間は持たないなと。
子どもを通してつながりがあるとか、
なにか他の活動や集まりで知り合いがいるとか、
そういう人たちが、準備も含めて夏祭りというイベントを開催することで、
つながりが深まるっていうのが祭りのいいところなんだろうなと。
じゃあ、これから入ってくる人たちが祭りを楽しめるようにするには、なにが大切かって、
一見さんが楽しめる祭りになっていればいいけど、
祭り以前にまずはつながりをつくるっていうことなのかな。
なにをすればいいのかは、まだまだわからないけど、きっとそういうことなんだろうなー、
なんてことを、お酒が飲めない(カブで来ているので…)私は考えてしまうのでした。
ちなみに…
地元の子どもたちの間では、ハイツの夏祭りで告白するとうまくいくという噂があったらしいです。
そういうの、なんだあいいなあ。
また来年、ジンクスは生きてるのか楽しみにしましょう。