埼玉ニュータウンサミット!!
”100年続く団地を創る” 団地生活デザイン 代表山本のブログへようこそ。
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今日は、浦和へ行ってきました。
人生で2回目の浦和駅です。
駅を降りて、てくてく歩くこと15分、見えてきました、埼玉県庁。
建物のデザインか、大規模修繕中かのように見えるこのビル。
なんと耐震補強がなされた姿だそうです。
まるで複雑骨折しているかのような、なんとも可哀想な見た目になっています…。
その向かい側のビルで開催された『ニュータウンサミット』に、
新狭山ハイツで活動するNPOグリーンオフィスさやま(通称:じおす)の理事のひとりとして、
他のニュータウンの方との意見交換の場に呼ばれました。
気楽に行ってみたら、会場は結構なお部屋。
席はしっかりとロの字に用意されていて、出席している人たちは9割がスーツ姿。
カジュアルな格好で来てしまい、ちょっと困惑…。
まずは、基調講演が始まります。
この分野では有名な大学の先生です。
高齢社会における地域包括支援をどう考えていくか、というちょっと難しい内容。
これからの新狭山ハイツはじめ、郊外の団地にとって、考えていかなければいけないテーマなだけに講演を聴く姿勢にも力が入ります。
講演の後は、ニュータウンからの参加者によるパネルディスカッションと意見交換会。
シンポジウムと呼ばれるものにはたいてい用意されている「パネルディスカッション」って、いまだによくわかりません。
NPOじおすの代表理事、毛塚さんも前でしゃべっています。
『おたがいさま里食堂』も紹介されました。
皆さんの関心を引くことができて良かったです。
ニュータウンからの参加者を見ていると、私以外はやっぱりリタイアされた方々。
包括ケアとか単身世帯の見守りについて考えるのも確かに大切ですが、
こういう場所に出てくる各団地の30代40代をどう育てていくか、
それがニュータウンの大きな課題のひとつだと感じました。