新たな住まい選びの常識『ちょい郊外の団地を買ってリノベーション』
帰ってきたら、不動産屋さんから封筒が届いてました。
開けてみたら物件の広告が。
『新狭山ハイツの5階 198万円!!』
イチキュッパですか…。
なんかスーパーみたい。でも、相当広くていい感じかもしれません。
不動産屋さん曰く、なんにもリフォームしていないので安くで売りに出すことになったそうです。
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実は、新狭山ハイツを含め、ちょい郊外(都内から電車で1時間程度の場所をこう呼んでいます)の団地には、
200万円台で買える部屋がたくさんあります。
先日、千葉・埼玉・神奈川で検索したら、400万円台以下で買える団地の部屋数、なんと97戸!!
100万円台:3戸
200万円台:20戸
300万円台:22戸
400万円台:52戸
となっていました。
部屋の大きさは、40~70㎡ あります。
さぞかしボロいのだろうと思いきや...やっぱり内装は古いです(笑)
でも、内装はリノベして何とでもなります。
床の下地からやり直して、まるで新築にすることも可能です。
ではそのフルリノベにいくらかかるかというと...300万円。
それ以上いっても400万円まででしょう。というよりもそれぐらいで抑えるのが良いかと。
仮に、先ほどの売りに出ている物件を200万円で買ったとすると、
仲介手数料、登記費用、不動産取得税などで50万円として、
リノベーションに300万円、
全部で550万円あれば、まるで新築な部屋が手に入ります。
そして、5年後に引っ越すことになったとします。
今の売り出し価格200万円はこの部屋のほぼ底値でしょう。
5年後に売るときには、200万円から大幅に下がることは考えにくいですね。
リノベされていることも考慮すると、300万円ぐらいでは売れてもおかしくありません。
そうすると、5年間で250万円、毎月に直すと約4万円と毎月の管理費(大体15000円)で暮らせたことになります。
たった5年間住んだだけで売ったとしても、そして、それほど高く売れなかったとしても、
月55000円で、内装ほぼ新築の自分好みの部屋に住めるわけです。
10年住んだら、月35000円。
そんな賃貸、めったにありませんよね。
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これまでは、住まい選びといえば、持ち家か賃貸か、という選択肢でした。
持ち家だったら、新築か中古で、35年ローンを組んで払い続けて...。
賃貸だったら、好きなように内装もいじれず、原状回復を恐れながらの窮屈な生活...。
そんな状況に一石を投じるのが、『ちょい郊外の団地を買ってリノベーション』という選択です。
200万、300万で売られている団地の部屋を買って、自分の好きなようにリノベーションする。
ローンを組んでも数百万円。ローン無しで持ち家を手に入れることも十分可能です。
賃貸以下の金銭負担で、自分好みにリノベした部屋に暮らす。
こんな暮らしがちょい郊外の団地であれば実現可能です。
実際、ローンを組んでマンション購入しか頭になかった私の友人は、
団地のリノベした部屋を見に来て、目が覚めました。
これはいい!ということで、団地を探し購入。
セルフでリノベすることにも目覚め、いまでは、すっかり団地リノベマニアです。
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この記事を読んでいるということは、あなたもすでに団地が買えるということを知っているでしょう。
そして、築40年の団地だろうが、快適な部屋が作れるということも知っているはず。
あとは、好みの地域で団地の売買情報を検索するだけです。
『ちょい郊外の団地を買ってリノベーション』
新しい住まい選びの世界へようこそ!!