京都へ行ってきました③ゲストハウス
今回の京都の宿は、町屋ゲストハウス。
町屋というのに泊まってみたかったので。
1階は、縦長の台所があって、2階まで吹き抜けてます。
2階から見下ろすとこんな感じ。
レトロな戸棚とIKEAのシンクがいい感じ?
こういう戸棚は、きっとたくさん捨てられてしまってるんでしょうね。
カウンターの脚にはミシンの脚がお約束。
タイルの洗面やスイッチが懐かしい雰囲気です。
昔は使っていたと思われるはしご。
中庭ももちろんあります。
これがなくっちゃ京町屋じゃないっていうぐらいの存在感です。
すきま風ぴゅーぴゅーで寒いんじゃないかと思っていたら、
全然そんなことはなく、快適に眠れました。
もちろん、建具の調整したんでしょうけど。
部屋は、シンプルのひとこと。
砂壁(だったんだと思う)の上からシナベニヤを上張りして、
2段ベッドを入れて完了。
床は、たぶんそのまま。
他の部屋は見てないですが、たぶん同じぐらいの手の入れ具合かと。
コモンエリアの和室には、こたつと本。
ゆっくりとほっこりしたかったけど、寝る前の30分ぐらいしか時間が無くて残念。
ああいう空間にいると、部屋づくりの妄想が膨らんでくるから楽しいです。
たたみの暮らしもやっぱり捨てたもんじゃないですね。
次の部屋は、「和」ですかね。
京都はほんとにシェアハウスやらゲストハウスやらエアビーが多くて、
もちろん観光客も留学生も多いから、一見成り立ちそうな気がするけど、
やっぱり数は増えすぎてるみたいで、ゲストハウスのオーナーさんも嘆いてました。
なにかで抜きんでてないとすぐに埋もれていってしまいそうです。
さらに投資の額は抑えてってなると、
なかなか状態の良い売り物件は残ってないでしょうね。
ただ、まちを歩いていると、この家これからどうするんだろう?っていう物件はたくさんあります。
そういうのを使わせてもらうのもひとつかもしれませんが、
そうなると、大切なのは信頼関係とかお付き合いだったりするのかな?
なんにせよ、気軽に始めるにはちょっと遅いかもしれない京都の民泊。
(とは言っても、遅すぎることはないですが。)
これまでとは違う視点で考えてみることが必要かもしれないなあと感じた今回の滞在でした。