地域ブランドづくり~あのときの感動をもう一度
昨日は、都内でマンションコミュニティ研究会という会の勉強会へ。
最近、めったなことでは都内に行かないのですが、
この日の勉強会のテーマは
「地域ブランドづくりでマンションの価値を上げる」
まさに新狭山ハイツでやっていることですね。
たまには他の地域のお話や他の専門家のお話も聞いておきたいということで、行ってきました。
講師の方は、多摩NT在住で活動されている方。
お話は、
・暮らしやすさの価値を上げていこう
・地域と部屋の良さを住んでる人も再認識しよう
・それらを情報発信していくことで、そこに住みたいと思う気持ちを生むことができる
といった内容で、うんうん、そうですよね、とうなずきながら聞いていました。
おもしろかったのは、多摩NTを設計された方と一緒にまち歩きをされたときの紹介。
いろんなところにあるオブジェや、丘、桜の広場からの景色など、
言われなかったら気付かないようなところに設計者のこだわりが詰まってたりしています。
「まちを見渡せる丘がないとまちじゃない。」
みたいな一見よくわからないこだわりで、丘を作ってしまうあたり、
新狭山ハイツの皆さんと似ているなあ、と思って聞いてました。
田んぼと小川も作ってしまったそうですよ。
一番印象的だったのは「住み始めた時の感動をもう一度」というフレーズ。
40数年前、住み始めた時はいろんなものが新鮮だったのが、
時間の経過とともにそれが当たり前のものになり、
いまでは日々の暮らしで感動することはなくなってしまっています。
先程のまち歩きなどを通して、忘れてしまっている新鮮な喜びを再発見しましょうよという気持ちですね。
べたなフレーズだけど、そこがまたわかりやすくて良くないですか。
ほんと、当たり前になった暮らしの魅力って、本人たちは気付きにくいものです。
外から見ると、すごい魅力的な暮らしなんだけどなあ、って思うことが多々あります。
新狭山ハイツでいうと、里食堂とか。
ああいうイベントが開催できたりする地域ってそうは無いです。
そういう魅力に気付いたら、それを中の人に向けて発信していかないとダメですね。
ここまで書いて、ああそうか、その辺がまだまだ足りてないんだなあ…。と反省。
その地域の暮らしの魅力に気付くには、外の視点って大切です。
外から見てうちの団地はどんな魅力があるのかなあ、ってたまに考えてみると良いと思います。
もしくは、私みたいな外部の人に聞いてみるとか。
団地のいいところ探しとか、ものすごく得意な気がします。
そういう依頼も大歓迎です(笑)