3DKモデルルームリノベ⑫~ワークショップ1日目 壁塗り
新狭山ハイツの団地リノベワークショップ。
ハイツのモデルルームを作っていく5日間のワークショップです。
1日目の昨日は、カベ塗り。
・EZ珪藻土(サンワカンパニー)
・ひとりで塗れるもん
・水性塗料
の3種類を使いこなしていただきます。
とりあえず、昭和レトロな扇風機に釘付けになってもらってからスタート。
まだまだ現役で使えるすごい奴です。
まずは、EZ珪藻土に水を足して練るところから。
ドリルに攪拌棒付けるだけで、大興奮。
初めての時ってすべてが新鮮です。
昨日の参加は女性3人。
女性3人集まると、食べ物に例えるのがわかりやすいようで、
”EZ珪藻土”は、食物繊維たっぷりのおいもだったり、
”ひとりで塗れるもん”は、生クリームだったり。
塗るときも、ケーキにクリーム塗る感じとか。
たしかにその通りかも。
EZ珪藻土の準備をしたら、
まずは、”ひとりで塗れるもん”で塗り心地を体感。
今回も彼に登場してもらいました、ぬりおさんです。
練り込み済みなので、缶を開けてすぐに塗り始められる便利な奴です。
コテ台にすくって、
いざ、カベ塗り!
塗り始めるとみなさん必死。
なかなか最初から上手には塗れないものです。
コテの進行方向を少し浮かして、とか、
薄くなりすぎないように力加減を調節して、とか言いますが、
習うより慣れろです。
やってみるのが一番。
やりながら感覚をつかんでいくのが近道かと思います。
2時間もすれば、隅の塗り方とかも、自分なりにコツをつかんでできるようになりますね。
最初うまく塗れなかったとしても、自分でやることがなによりの想い出です。
昨日は”ひとりで塗れるもん”が乾きやすくて、ちょっと塗りづらかったかも。
前のリノベの残りを使ったので水分が減ってたかも…、すみません。
なので、”EZ珪藻土”が塗りやすいー、と評判でした。
玄関まわりは”EZ珪藻土”の厚塗りをしてもらい、立体感が半端ないです。
きっと、調湿、消臭の効果もバッチリなはず。
リビングの壁一面は、水性塗料を塗っていきます。
何色か似た色を試し塗りしてみました。
先日の”塗装講習会”で学んだ技をさっそく実践。
缶にテープを貼ってから注ぐと、溝に塗料が入らず、フタがちゃんと閉まるという技。
ちょっと得意げ。
今回は、緑とグレーの水性塗料を良い感じで混ぜて作ったオリジナルに決めました。
塗ってみると、
いい色です。
個人的な発見は、やっぱり女性はマルチタスクが得意だということ。
お茶摘みでも感じましたが、作業しながらずっと話せる脳のつくりなんですね。
話しながらも、ちゃきちゃき摘んでいってました。
むしろ話しながらの方がいいんでしょう。
男は、集中すると無口になってしまいます…。
女性職人のリノベ現場って、きっと賑やかなんでしょうね。
撮影の時間も忘れずに。
おやつの時間も忘れずに。
カベに色が入ると、途端に部屋になります。
まだまだ半分塗り終わったぐらいなので、
ワークショップ2日目もまたがんばってもらいましょう。
めっちゃ楽しそうな3人でした。
作業に慣れてもらって、そのうち、ハイツのリノベ部ができたらいいなあ、
なんていう野望もいだきつつ。
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