団地リノベ3LDK 4号㉖~間仕切り壁とドア制作
新狭山ハイツの3LDKリノベ、
南側にある6畳と8畳の2部屋を7畳づつに分けられるように、
ゆるい間仕切りを作っていきます。
あらかじめ天井に固定しておいた下地の角材に、パインの集成材を取り付けます。
ひもを駆使して集成材を吊ったり、ひとり作業ならではの苦労をしつつ。
無事、垂れ壁のような棚板が取り付けられたら、床に置いた棚で間仕切りです。
ふたつの棚をどういう配置で置くのかは住む人の自由。
いろんなシーンにあわせて使ってもらえればよいかと。
続きまして、おなじみのカーテンシェルフを取り付けたら、建具作りへと進みます。
既存を再利用する2枚の建具は、ペイントしなおしてリフレッシュ。
残る2枚の開き戸は、いちから制作していきます。
開口部の寸法を測って、部材をカット。
ヒンジを取り付ける部分は厚み分切り欠いておきます。
カットした部材を組み合わせたら、ヒンジも取り付けて、開口部にハマるかどうかチェック。
あんまり攻めすぎると、ちょっとしたことで動かなくなるし、
反対に隙間が空きすぎるのも、おもしろくない。
いい加減を狙うのですが、たいてい攻めすぎて、部材を少し削る羽目になります…。
空いたすき間は、最終的には角材で隠れるので、それほどシビアにならなくてもいいということは頭ではわかっているんですけどね。
ドアノブも取り付けて、スムーズに開け閉めできることを確認したら、
ガラス代わりの透明塩ビをはめて完成。
部屋を見に来る人みんなにびっくりされる手作りのドア。
2万円ほど出して、なんの変哲もないフラッシュドアを買って付けることを考えたら、
部屋の雰囲気に合ったドアを1日で2枚作ってる方が、特別感もあって断然お得に思えます。