3LDKリノベ2号㉒~LDKを内断熱する①
今週のリノベ作業は、壁をふかす下地づくりに挑戦。
団地の住戸は、北側の壁と外壁になっている壁にだけ、
スタイロベニヤ(スタイロフォームの表面に薄ベニヤが貼りつけられたもの)がボンドで貼られています。
表面は薄ベニヤなので、当然ネジは使えません。
しかも、ボンドは40年経ってはがれてきています。
よく北側の壁を押すと、ぶかぶか動いたりしますよね、あれです。
ということは…
壁に何か取り付ける、ということが全くできません…。
そして、使われているスタイロフォームは薄く、断熱材としての効果も小さいのです。
そんな状態を放っておけるわけありませんよね。
ぜひ断熱をちゃんとして、
しかも壁にいろいろ棚とかつけられるようにしたいところです。
ただし、これを頼むと当然費用が掛かります…。
じゃあ、自分でやるしかない!
ということで、挑戦します、内断熱。
コンクリートの躯体に木材を留めるには、
コンクリビスとかアンカーとかいろいろと方法はありますが、
どれもコンクリートに穴あけが必要です。
DIYでそれをやるのは、工具の面、作業の音の面で現実的ではないので、
今回はコンクリートの躯体にはコンクリボンドで接着します。
ボンドなんかで固定できるの?って思いますよね。
これが意外と強いんです。
(とは言っても初めてなので出来上がるまでは不安ですが)
そして念のため、躯体にあらかじめ埋め込まれている木片(ちょこちょこあります)には、できる限りネジ止めすることにしました。
まずは、BEFOREです。
DKの北側と東側の壁。
角部屋なので、東側は外壁になってます。
スタイロベニヤのボンド跡が見えますね。
DKの南側。
壁に照明のスイッチが埋め込まれていますが、それ以外には何もありません。
そう、コンセントがこちら側の壁にはひとつもありません。
そして、リビングの東側。
こちらも外壁なので、スタイロベニヤのボンド跡です。
こちらの面は、押入れとタンス置き場になっていたのですが、スタイロはぶかぶかになってました。
これらの壁に、まずは木で下地を組んで、
そこにスタイロフォームをはめて、最後は12mmのベニヤで覆います。
それだけ厚さがあれば木ネジも使えるし、スタイロも厚くなるので断熱性も上がります。
きっと快適なLDKになるはずです。
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