3LDKリノベ2号㊹~バスルーム床にバスナフローレを貼ってみる
新狭山ハイツの3LDKリノベ。
キッチンの後はバスルームです。
(『3LDK2号』の全記事は こちら からどうぞ)
団地のバスルームはたいてい寒いです。
特に、床はタイル貼りでひやっとしますね。
若いうちはまだ大丈夫ですが、”ヒートショック”なんていうのも心配です。
タカラスタンダードのひろびろ浴室とかでユニットバス化してしまうのが一番いい方法ですが、
80万とかかかるので、金額的にそれは無理…
でも、床のひやっとするのはなんとかしたい。
そんなときには、バスナフローレ、バスルーム用のクッションフロアですね。
値は張るけど、今回はじめて使ってみます。
どれほど効果があるのか、楽しみなところ。
ただ、自分では検証できないのが残念。
入居者さんに感想を聞いてみます。
なにはともあれ、まずは、お掃除を。
すでに浴槽は外してあります。
(そのときの記事はこちら→『3LDKリノベ2号㉝~壁塗り準備とバスタブ撤去』)
今回は、給湯器も交換するので、それも先にやってしまいます。
(電気工事士の資格がないと、電気工事はできませんので、ご注意を)
(ガス管やホースを抜くのも、ガス工事の人でないとできませんので、ご注意を)
古いのを外して、
バスルームからのめったに見られない眺めをどうぞ。
ガス屋さんにガスの管を外してもらい、新しいのを設置。
旧型の給湯器から、新型に替えるだけなので、取付の穴位置が同じで助かります。
新たにコンクリートにビスの穴を開けるのは極力やりたくないですから。
そして、下側の壁と床をカビキラーまみれに。
前の住人さん、やっぱりちゃんとお掃除されてたようで、汚れもカビもかなりましですね。
これだけで、かなり綺麗になりました。
天井とか腰より上の壁の汚れは、まずは人体に害がないマジックリンで。
マジックリンでどこまで綺麗になるのかわかりませんでしたが、これが意外と綺麗になります。
目地の黒いのとか、ちゃんと取れちゃいました。
BEFORE
AFTER
やるね、マジックリン。
排水口も綺麗に。
お掃除完了。
ピカピカにして乾かしたら、いよいよ床の冷え対策、バスナフローレです。
いつものことながら、説明書をよく読んで進めます。
施工キットなるものも売られているので、それを買うと便利ですね。
①まずは、床の形を何かで写し取っておきます。
新聞紙を使ってみましたが、ちょっとやわすぎ。
もう少ししっかりした物の方が良さげですね。
②次に、キットに含まれているクイックレベラーなるもので、
床のタイル目地を埋めていきます。
けっこう早く硬化していくので、ここは手早く。
奥からやっていかないと、自分が逃げられなくなりますよ。
③クイックレベラーが硬化している間に、
写し取った床の形にバスナフローレをカットしていきます。
カットははさみやカッターで大丈夫。
排水口の丸い穴の位置とカットは、緊張しましたね。
ここは、知恵とアイデアと少しの勇気で乗り切りましょう。
④床が固まったら、
カットしたのを仮置きして微調整を。
排水口の位置があってるのかドキドキしましたが、なんとかOK。
ひと安心です。
⑤いよいよ接着。
の前に、貼りつけのシュミレーションをしておいた方が良いですね。
全面一気に貼りつけはできそうにないので、半分づつで。
しかも、すごく邪魔になりそうな配管もあるし。
その辺をうまくかわしながら位置ずれしないように貼る練習をしておくと安心です。
⑥今度こそいよいよ接着。
2液性の接着剤を混ぜ合わせて、オープンタイムをしっかり取って。
2液が反応していく過程でガスが発生するそうです。
オープンタイムをしっかり取らないと、ガスが発生している時に床材を貼りつけてしまい、
結果、床材がガスで浮いてしまうそうな。
気をつけましょう。
まずは半分、塗っていきます。
クシ目ゴテでクシ目を立てて、エイッと置きます。
なんとか、邪魔な配管部分もうまくいきました。
シュミレーションのおかげです。
貼りつけたら、ずらすのは困難な感じなので、やり直ししないつもりで。
ローラーを使ってしっかりと空気を抜いてあげましょう。
⑦半分が乾いてきたら、残りの半分にも接着剤を塗って、クシ目を立てて。
残り半分は邪魔なものもないので、すんなりと貼れました。
⑧接着剤が乾くまで一晩おいたら、あとはカベ際をコーキングして完成。
マスキングをしっかりして、
コーキングガンでコーキングを打ち、
ヘラでならします。
これは経験(という名の失敗)が必要なのかな?
コーキングの量(多すぎると面倒ですね)とか、ヘラのならし方とか、結構大切です。
⑨バスナフローレの施工完了。
床が新しくなるだけで、なんだかすべてが新しく見えてくるのが不思議なところ。
⑩新しいバスタブを設置して、バスルーム完成。
と思ったら、バスタブのエプロンと呼ばれるカバーが付きません…
床から30cmほどの高さまでの出っ張ったタイルが邪魔をしています…
なんてこった。
バスタブを壁から離せばいいじゃん、という声もあるかもしれませんが、
そうすると、壁とバスタブの間にブラックホールの口ができてしまいます。
ここは、エプロンをカットしてスッキリ収めました。
これでほんとにバスルーム完成です。
今回は全面フラットなバスルームでしたが、
バスタブの脚のところに台座があるようなバスルームだと、
一部だけ施工ってことになるでしょう。
そうなると排水がちゃんと流れるかどうかは要チェックですね。
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