団地シェアハウス2⑤~6.5畳解体
入間の団地、西武狭山グリーンヒルにつくるシェアハウス。
今回は、6.5畳の個室の作業です。
まずは壁紙はがしから。
この作業は、スクレーパーの刃が命。
新しい刃の方が間違いなく剥がしやすいです。
おもわず躯体が見えるところまできれいに剥がしてしまいがちなんですが、
そこまでいきなり剥がしていると、時間と替え刃がいくらあっても足りません。
薄い裏紙は残して、あとで水付けて剥がす方が楽でしょう。
あらかた壁紙が剥がれたので、気分転換に床を剥がしていきます。
この部屋、もとはカーペット敷です。
ペリペリっと剥がして…と思ったら、
全然ペリペリ剥がれません。
接着剤超強力…。
うまい方法も思いつかないので、全身全霊をかけてはがしました。
下手すると腰痛める系の作業です、気を付けましょう。
あらわになったパーティクルボード。
バールでグイっと持ち上げるも、
下地にしっかりと止まってる釘がなかなか抜けず、これまた簡単に剥がれません。
ボードを破壊しつつ、一枚はがしたところで体力の限界が来たので1日目は終了。
暑いし、体使うし、4月にため込んだおなか周りをそぎ落とすにはちょうどいいです。
と、自分に言い聞かせつつがんばります。
2日目は、昨日に引き続き床はがしからです。
何か楽にはがせるいい方法はないものかと考えた結果、
頑固な釘を避けるために、釘のまわりにドリルで穴を空けていきました。
試しに、剥がしてみると、
大きなサイズではがせました!
で、何のため?
大きい方が運び出すのも楽じゃないですか…。
ほんとそれだけのためなんです…。
完全に自己満足です、はい。
交換予定の給水管の位置を確認するために、
入り口付近の床をとりあえず剥がして、確認。
なるほどです。
ボードがきれいに撤去できそうなことがわかったので、
あとはひたすら壁紙はがし。
コテバケに水を含ませて、壁紙の薄い裏紙を湿らせると、
ふやけて剥がしやすくなります。
やるときに必要なのは根気。以上。
無の境地に至りながら、作業を楽しんでください。
ほんとほんと。
今日のテーマは、
ハード(建物)の手入れが先か、ソフト(ひと、コミュニティ)の手入れが先か。
両方大切なのはもちろんだけど、どっちか取れって言われたら。
個人的には、ソフトですかね。
建物は、住む人がいなかったら何のための建物かわからないし。
住んでる人、住みたい人がいたら、万が一建物がどうしようもなくなっても、
その人たちが知恵を出しあって何とか乗り越えていけるんじゃないかっていう希望もあり。
なんていうことも、どうでもいいようなことも、
ぐちゃぐちゃと考えながら作業してました。
壁のサインもちゃんと発見。
こういうの、残したい衝動にかられます。
右側のあと一面をのこして終了。
それにしても進まないです…。
5月中にはきれいさっぱりな姿にしてあげたいんですが。
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