団地リノベ3DK 5号④~洗面室解体
新狭山ハイツ3DKの解体3日目は洗面室。
40年前の洗面台が存在を主張しています。
斜めにカットされてるところにちょっとしたこだわりを感じたり、
洗面台の材料も、今のと比べるとだいぶ頑丈な材料という印象で、
好感が持てる洗面台です。
と言いつつ、撤去して違うのを作るんですが(笑)
まずは、洗面台の扉を開けて、配管を取り外していきます。
水道メーターの近くの元栓が閉まっていることをしっかりと確認してから作業しましょう。
まれに、開いたまま固まってしまって動かないため、
閉まっていると勘違いして作業して、水浸しになるなんてこともあるので。
さて、お湯側の止水栓のナットを回そうとすると、下のパイプまで一緒に回ってしまう。
そんな時には、パイプレンチ(右側のごついのがそれ)の出番です。
ウォーターポンププライヤー(左側の少し小さいのがそれ)で、たいていは間に合うんですが、
それでは歯が立たないときは、パイプレンチ。
レンチを回そうとすると、がっちりと歯が食い込んで、丸いパイプでも楽々回せる代物。
ほとんど出番はないんですが、あると助かる工具です。
シンクとつながってる管を全部外しました。
真ん中のU字になってるのが排水管、左側のが給湯の管、右の壁から出てるのが給水の管ですね。
シンクは持ち上げるだけで外れてくれます。
排水管と給水の止水栓などを外したら、
給湯管が洗面台に刺さってるので、
持ち上げて取外し完了です。
台の下は通常かなりの汚れエリアですが、これでもここはかなりましな方。
次は、洗濯パンの取外し。
これは組み立てと逆に部品を外していけばいいだけなので簡単です。
固着してしまっている場合は、壊すしかないですが。
床板を外す前に、床下点検口を外します。
ここにもハイツのお約束。
床下点検口だって言ってるのに、床下収納にしている件。
きちんと整頓されてるけど、壺や植木鉢だらけでした。
これじゃあ点検できないじゃないですか…。
気を取り直して床板を剥がし、
次は正面の壁を撤去します。
壁を壊すって、いちばんリノベらしい作業ですね。
表面の薄ベニヤを剥いで、下地が見えたら、壁の向こう側からカッターで壊すラインの目印をして…
なんのこっちゃわからないと思いますが、ややこしくて説明できません…。
見に来てくれたら説明します、ごめんなさい。
とにかく、壊すべき範囲だけ壁を壊していきましょう。
そう、この”どこまで壊すか”の判断が、最初はなかなか難しいのです。
勢いあまって壊してしまって、あとから後悔…。
そんなこともたくさんあります。
逆に、慎重にやりすぎて進まない…ということもありますね。
大胆さと慎重さ、解体にはその両方が必要なのです。
と、ここで、とても怖いものを発見。
電気配線が通っているパイプに釘が刺さってました…。
幸い、ショートなどしていなかったんでしょうが、恐ろしい…。
釘やネジを打つ場所はよく注意しないと、やり直しになったら、目も当てられません。
さて、壁を撤去したら、
向こう側からトイレが出てきました。
そう、洗面室とトイレを一室にしたかったのです。
2年ほど前に作ったことがある間取りですが、正直、ハイツの3DKではこれがベストな使い方だと自負しています。
でも、それ以来いろんな人に提案するも、採用されず…。
仕方ないので、自分の部屋でもう一回作ることにしました。
出来上がったのを見て、驚いてもらいましょう。
ほんと最高なんで。
『団地リノベ3DK 5号』の全記事はこちら→
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