団地リノベ3LDK 4号㉑～床貼り 杉カフェ板
新狭山ハイツの3LDK団地リノベ、いよいよ床貼りです。
今回の床は、前回と同じく杉カフェ板。
厚さ30㎜、幅200㎜という杉の無垢材です。
こつこつ買い集めた床材。そろそろ邪魔になってきました。
いろんなホームセンターで扱ってますが、一番安いのは意外にもコメリ。
地域密着、郊外のさらに郊外、農業資材に強そうというイメージの人がほとんどじゃないでしょうか。
実はすごいところもあるんです。
でも、一店舗でそろうのは、せいぜい20枚。
必要な床材の枚数70枚をそろえるのに、日と場所を分散させる必要はあります。
いま流行りの分散投資？違うか。
さて、杉カフェ板を貼るのは、DKの一部と
リビング兼個室の約18畳分。
大変なのは、最初と最後、それと切り欠き部分ぐらいなものです。
最初の一枚が基準になるのでけっこう重要。長方形ではない部屋のどこにまっすぐをあわせるか。
壁際の一列が出たり引っ込んだりして、やたらと大変です。
あとは、長さをカットして並べて留める、シンプルな作業の繰り返し。
ボンドとビスを併用します。 ボンドはきっちり使い切る。
幅が200㎜もあるので、進み方も早くて助かります。
2日間しゃがんでの作業になるので、腰とひざに負担がかかるのはどうしようもないところです。
ずーっとしゃがんでるのが、なにより辛い。
杉カフェ板の特徴的な部分は、普通のフローリングにあるような実（さね）が無
くて、すきま隠しの斜めカットがされてるところ。
こんな断面です。
文字でお伝えできないのがもどかしいのですが、結局オス側もメス側もビスで固定しないといけない造りです。
で、気になるのは、どのぐらい伸縮するのか、その逃げ場はどこかというところ。
1年経過するまではちょっとドキドキします。
あとは、けっこう節が多くて、抜けてる節もあります。
こういうのが節の抜けたところ。
そんなときは、杉の切粉とボンドを混ぜたやつで埋めてやります。
カフェ板をカットしたときの切粉は残しておきましょう。
木工用ボンドと混ぜ混ぜして使います。
ひざを守るためのクッション。お役立ちでした。
節の穴に、
切粉とボンドのペーストを塗りこんで、
余分なペーストを取れば、穴が埋まります。
ひと手間ですが、かなり仕上がりがUPします。
こういうひび割れも。
この通り。
神は細部に宿る、ってやつですね。
変に反ったりしてるものは、買う時に選んでることもあって、そんなにありません。
素直な材が多い印象です。
何といっても、貼るのが楽で、見た目のざっくり感が素晴らしいのです。
この雰囲気が好きな人は試しに使ってみてはいかがでしょうか。
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