3DKリノベ㊻~建具DIY②
先日は、洗面入口の枠に取りつけるところまでで終わっていた建具。
『3DK~建具DIY①』 http://danchi-diy.com/family1-44
今日、完成しました。
実は、先日の枠完成のあと、
ドアノブを取り付ける段階で、ドアの厚さが足りないという事実が発覚。
ちなみにこのタイプのドアノブはチューブラ錠と呼ばれています。
この部品は、ラッチボルト。
交換する時には、このビスのピッチと、
いま差し金で測っている63mmの寸法が必要になります。
そして、厚さも。
ラッチボルトとノブ(握り玉)を組み合わせたところ。
一度は、こんな風にドアに丸い穴をあけて、普通にノブを差し込もうと思ったんです。
でも、ドアの厚さが全然足りてません…。
ラッチとほぼ同じ厚さ。
さあ、どうしようか悩みました。
出した答えは、これ。
ラッチをはめるとこんなです。
せっかくあけた穴が無駄になりました。
でも、こっちの方が加工も楽でしたね。
ノブを取り付けると、
ドアっぽくなりました。
ラッチが見えていたらさすがにカッコ悪いので、板を張って隠します。
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ラッチボルトが入る穴も加工します。
ここだ、という場所に元々ついていたプレートを当てて、絵を描きます。
あとは、ノミやドリルを駆使して、加工していきます。
意外とすんなり掘れました。
今回、ドアのラッチを受ける部品を埋め込むのに、大活躍したノミ。
今まで使ったことなかったけど、使える道具です。
次は、ドアの飾りです。
ガラス代わりにアクリルを使います。
安くて、割れにくく、万一割れても安心です。
しかも加工が自分でできる。これが最高ですね。
加工には、アクリルカッターという特殊なカッターを使います。
カットしたいラインを書いて、このカッターで何回もなぞります。
アクリルを線に沿って、少しづつ削っていく感じです。
ギュイ~って音がしますので、嫌いな人は相当辛い作業かもしれません。
ある程度に深さまで削れたら、あとはパキッと割れます。
ドアにアクリルをはめて固定する段差をつくって、
アクリルを載せて、
飾りの枠で押さえます。
ドアの下半分は、同じ要領で板を張ります。
段差を作って、
板をはめていきます。
飾りの枠で、押さえて完成。
初めての造作ドア、完成しました。
ドアノブのラッチ隠しもなんだか自然に溶け込んでます。
違う角度で。
初めての割には、結構しっかりとできました。
と自己満足。
いや、マジでいい出来だと思います。
雰囲気といい、コスパといい。
感動ものです。
実は、今回建具の造作はあと2枚予定しています。
これだけできるとわかったら、早くやりたくてうずうずします。
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