偶然が重なる日。
今日は朝から、狭山市のツアーづくりの打ち合わせ。
その後、成年後見人制度普及のための紙芝居の打合せにおじゃまして、
狭山の団地歴41年、生粋の団地人の方と、団地活性についてのお話を。
自分が育った団地の将来に危機感を抱いて、市にも働きかけている熱い方でした。
団地同士の横のつながりが欲しいよね、というところで意見が一致。
これからの展開が楽しみです。
その後は、不動産屋さんへ行って、新狭山ハイツで進めている中古住宅のインスペクションの紹介と協力依頼を。
不動産屋さんにとっても、売主にとっても、買主にとっても良い話なので、
協力してくれそうでひとまずよかったです。
実はこの時聞いたのが、やたらと安く売られている部屋の話。
いろんな理由(心理的瑕疵とか)がある中で、理由のひとつとして、
所有者が後見人を必要とする状態である場合があるようです。
本人が判断できないために、成年後見人が間に入ってやりとりすること、
途中で話がひっくり返ることがあるなどの理由で、安いのがあるそうです。
今もすでにそういう事例はあるし、これからも団地の売買では増えてくる可能性は高いですね。
そうして、家に帰ってきて、日経夕刊を見てみたら、
成年後見人制度の話題が出ているではないですか!
いまでも成年後見人は足りていないとか、問題になっているケースがあるとか、使いづらい部分もあるとか。
それでも、やっぱり必要な制度です。
特にこれから、ひとり暮らしの高齢者が増える団地にとっては、
知っておかなくてはいけない制度のひとつでしょう。
そんなわけで、一日で3回も出会ってしまった『成年後見人』。
ただの偶然なのか、それとも...。