団地シェアハウス2⑭~電気工事
西武狭山グリーンヒルの団地シェアハウスリノベ。
今日は電気工事です。
こちらが既存の分電盤。
分電盤には左から、
・メインブレーカー(40Aとかかいてるやつ)、
・漏電ブレーカー、
・子ブレーカー(いくつかある小さいやつ)が並んでます。
既存の分電盤には、子ブレーカーが5つ。
あと一つは追加できる状態です。
ここは3LDKを3人でシェアするので、3つの個室とリビングのそれぞれにエアコンを設置します。
合計4台。けっこうお金かかるんですが…。
さらに、エアコンは専用コンセントが必要という手間なことが。
法律で決まっているわけではないらしいのですが、
業界内では、エアコンには専用コンセントを使うということになっていて、
専用コンセントがない場合はエアコンの取り付けしてくれないそうです。
ちなみに、専用コンセントがある状態というのは、
ひとつの子ブレーカーからそのエアコンのためだけに電線を引っ張ってコンセントを設置してある状態。
ぜいたくな使い方ですよね。
既存の状態では、5つの子ブレーカーのうち、
リビングのエアコン用にひとつ使われてます。
それ以外はエアコン専用の子ブレーカーは無いので、
新たに3つの子ブレーカーが必要ということです。
でも、スペースの空きはひとつ…。
ということは、最低でも8個の子ブレーカーが並んでる分電盤に交換しないとです。
こんなのが売られてます。
電気工事には電気工事士の資格が必要(がんばって資格取りました!)なので、作業の内容は省略しますが、
無事に新しいのが取り付けられました。
すっきりした形が今っぽいですね。
さて、子ブレーカーが増えたので、エアコンの配線を追加していきます。
床下地をつくるこのタイミングで配線しておくと、床下に隠せるのでありがたいです。
玄関から個室Aの床下までは、無事に配線できました。
問題はそのあとです。
個室Aの床下から個室Cまでの配線と、
個室A⇒洗面室の床下へと進んで、そのあと個室Bまでの配線。
キッチンとリビングは床をそのまま使うので、2部屋までの配線をどう隠すか。
ずっと悩んでたんですが、明けない夜は無いとはよく言ったもので、
今日、すごいアイデアを思いつきました。
自分をほめてあげたい。
どうするかというと…
リビングの床下に通っている銅パイプの中に電線を通します!
なんのこっちゃ?ですよね。
グリーンヒルには、オリジナルでは各部屋に温水暖房が設置されていたそうです。
でも、ガス代がものすごく高くついて誰も使わなくなったという…。
その給湯配管が床下に残っていたんです。
それがこちら。
パイプを切って、電線を通してみます。
無事に通りました!
我ながら、すごい発見をしたもんだと思います。
ということで、エアコンの専用配線も完了。
電気工事もできるようになると、けっこう楽しいものです。
おすすめですよ、電気工事士。
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