3DKリノベ⑳~床張り始めました。
床を張り始めました。
リビングになるエリアに、パインの無垢フローリングを張っていきます。
キッチンの床材と切り替わる部分に付けた見切り材に沿って進めます。
使う道具は、こちら。
差し金と、ドライバドリル、#1のプラスビット、
段取りビス(というフローリング用のビス。釘は音がうるさいので使いません)。
床張り用のボンドは、木工用ボンドとは違いますのでご注意を。
床は最初の一列が肝心です。
ここが基準になって張り進められるので、このラインがまっすぐかどうかがとてもとても重要なんです。
そして、張り進めるともう一つ大切なことに気が付きます。
それは、部屋は真四角ではないということ。
壁と敷居の角度が90度になっていなかったり、
壁自体も平らではなかったり、ということを経験します。
四角じゃないということをわかっていても、がんばって合わせようとするんですが、
結局ちょっとは隙間ができて、
むずかしいなあ、精進しないとなあ、ってなりつつも、
DIYっぽくていいか、って、あきらめにも似た納得をする瞬間が訪れます。
今回、部屋の四角よりも悩んだのが、実(さね)がきついということ。
「さね」とは、フローリングの側面に施されている加工で、
出っ張った「オス実」とへっこんだ「メス実」があります。
そのオスとメスがはまることで隣合うフローリング同士がつながるというものです。
今日張っていこうとしたフローリングは、やたらと実が固かったんです。
前は、手で押し込むだけで入ってくれましたが、今日のは叩かないと入っていきません。
フローリングが反っていたりしても入りにくかったりするので、
まずは反りを疑いましたが、調べていくとそうではないらしいということがわかり、
どうやら、オスの実が厚いか、メスの実の凹み部分が薄いかのどちらかだとわかりました。
原因がわかったら、それを修正するまでです。
メス実を広げるのはたいへんなので、オスの実を削って薄くしていきます。
紙やすりやサンダーを使って手作業でやっていたら、時間がどれだけあっても足りません。
電動のサンダーを借りて追加工していきます。
ひとしきり終わったら、すっかり暗くなっていました…。
辛いリカバリー作業でした。
続きは明日にします。
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