3DKリノベ⑧~押入れ解体は意外と簡単
団地には絶対ついてくるのが押入。
使いこなせれば、大容量の収納なのでとても便利なものです。
使いこなせれば…。
この「使いこなす」というのが、とても難しいのが「押入」。
何といっても、奥行きが90cm、そして上の段(天袋という)の高さは180cmというサイズ、これは相当ハードルが高いです。
天袋の奥には、何が入っているのか見えません。
下の段の奥も同じく、見づらい場所です。
そんな見えない場所に入ったものは、使われなくなり、そのうち忘れられていくのが運命。
使わないものを置いておくことほど、もったいない場所の使い方はありませんよね。
湿気もたまりやすくて、カビが生えやすいのもいただけません。
ということで、押入れはたいていの場合、撤去してしまいます。
押入がなくなると、かなりすっきりした部屋の印象になります。
そして、意外と簡単にできてしまうので、挑戦してみる価値はあります。
使う道具は、バールとノコギリ。
解体の考え方は、組立と逆の順番でやる、ということ。
まずは、バールで、上段と中段の板を押さえている小さな角材を外していきます。
取れました。
そうしたら、板と桟の間にバールを突っ込んで、
グイっとやると、板が外れます。
ここの押入れのスペースは、玄関収納になる予定なので、右側のカベも外していきます。
これは、縦に入っている柱を切って、カベをグイっと押して外します。
床もはがしておきます。
押入の床は、部屋の他の箇所よりも弱いので、普通に部屋の一部として使いたいときは補強を入れる方が良いですね。
カベも床もどんどんはがします。
左のカベから、ガス管と水道管が部屋の中に入ってきているのがよくわかります。
ここらへんで、この押入の解体は完了です。
BEFORE
AFTER
もう一か所の押入れも、同じように解体します。
板を押さえている角材を外して、
グイっとやって、上段の板を取りました。
中段もグイっとやれば、取れる。と思ったら、すんなり取れません。
なんでだろう?と見てみたら、
切り欠きがあって、板がはまってますね。
仕方がないので、前側の板を切って外していきます。
無事とれました。
板を取ったらこんな感じです。
ここは、部屋の一部になる予定。
壁に貼ってある薄いベニヤは古くなっているので剥がします。
ついでなので、部屋の床も解体します。
この部屋で一番おぞましい様相だった北側の窓の下も、
下地を取ったら綺麗なものです。
こちらも、BEFORE
AFTER
押入と床の解体が進むと、俄然現場っぽくなりますね。
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