団地リノベ3LDK 4号⑲~バスルームリメイク
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新狭山ハイツの3LDK団地リノベ、
今回は、いちばん課題の多い場所、バスルームです。
ユニットバスを入れるのが最高なのはわかってるんですが、最高にコストもかかるわけで…。
コストと性能、見た目のバランスが最良になる方法を探し続けていて、
今のところは今回の内容が最良かなあと思ってます。
まずは、壁と天井を塗装。
壁はタイルですが、タイルにも使えるというシーラーをしっかりと塗ってから、水性塗料で仕上げます。
腰から上は、浴室用の水性塗料。
腰から下は、簡易的な防水塗料を。
刷毛で塗ってもいいんですが、どう頑張っても刷毛の目が出てしまうので、
私は、目地は刷毛、広い面はコテバケを使います。セオリー通りですね。
ところどころ、アクセントに貼られている花柄のタイルがとっても昭和を感じさせます。
白で塗っていくと、1回塗りではもちろん花柄が消えるわけもなく。
むずかしくない作業ですが、時間はかかります。
バスパネルを貼ったり、ユニットバスを自分で組んだりできるようになりたいなあ、なんて考えてるこのごろです。
腰上の壁を白く塗れたら、次は床面にバスナフローレを貼っていきます。
バスナ施工キットというのが売られているので、それを買うのが便利ですね。
必要なものが全部入っている感じです。
最初に、「クイックレベラー」で床面の凸凹を無くしていきます。
中身を容器に入れたら、水を加えますが、空き袋で必要な水の量が測れるようになってるので、ひとまず使ってみましょう。
実際にはそれだけだと硬すぎて混ぜられないので、ちょっとづつ水を足していくのがよいかと。
水を入れたら、すぐに硬化し始めるので、手早く塗り広げていきましょう。
床面をできる限りなだらかにしてあげると、シートを貼るとき楽です。
硬化したら、表面にあるポツポツをヘラとかで削っておきます。
クイックレベラーが硬化したら、床シート(バスナフローレ)を準備。
ざっくりカットして、浴室床に置いてみます。
浴室は長方形にはなっていないので、実際の壁に合うようにシートをカット。
あとでコーキングが入る分、壁から2~3㎜あけてよいので、それほど緊張しなくても大丈夫です。
ただし、カットしてからはシートの位置を動かさないようにするのが良いと思います。
次は緊張する作業、排水口部分の開口です。
だいたいの位置にカッターで切り込みを入れて、
排水口の内径に合わせて穴を開けます。
排水口の穴の大きさからさらにどのくらい穴を広げるか、マスキングテープに必要な穴の形を描きておきます。
穴の形を描いたら、その線に沿ってカットしていきます。
この時、穴のサイズにぴったりの缶とかがあれば利用しましょう。
カッターでなく、はさみで切ってもいいのかもしれないと、いまになって思いつきました。
あくまでも私の作業手順なので、これが正しい方法なのかはわかりません。
でもまあ、これでいくつもやってきてるので、あながち間違ってもいないということでしょう。
さて、シートの外形と穴の開口ができたら、接着していきます。
使うのは、施工キットに入っている「バスナセメント」というもの。
2液性なので、混ぜてから塗っていきます。
しっかりと2液を混ぜましょう。
特に底の方に溜まってるやつは混ざりにくいので要注意です。
混ぜ方が甘いと、しっかり固まってくれないので、シートがしっかりくっついてくれなくて、とても後悔することになります。
塗るのは床面半分づつ。
シートを半分めくって、
接着剤を塗って、待ち時間をしっかり取ります。
たぶん、2液が反応してガスか何かが出るので、待ち時間が短いと、シートと床の間に抜けてないガスが溜まってしまうことになるのではないかと思います。
待ち時間をちゃんと取ったら、めくったシートを戻して、しっかり圧着。
ローラーを使うと便利です。
残り半分のシートもめくって、接着剤塗って、しっかり待つ。
接着剤は、1216サイズの浴室床で、ちょうど使い切るぐらいの量です。
一日置いて、接着剤が固まったら、コーキングです。
マスキングテープを床と壁に貼って、
排水口の周りにも貼って。
施工キットに入っている「バスナシール」でコーキング。
ヘラでならした後、マスキングテープをはがしていきます。
ここが一番緊張する瞬間。
無事にきれいにはがせたら、ほっとひと息です。
いよいよバスルームリメイクも最終段階。
床のシート貼りとコーキングまで終わったら、残りの壁を塗っていきます。
腰から下の部分は、水性の簡易防水塗料で。
せっかく貼った床シートを汚さないように、ちゃんとマスカーで覆っておきましょう。
グレーなので、2回塗りでムラなくできます。
最後はけっこうオリジナルな作業で、配管用のパネル設置です。
元は、給水給湯ガスの3本は、躯体の中に埋め込まれた配管を通って、洗面室からバスルーム内に入っていたと思われます。
ハイツ全体で給水管の更新をずっと前にやったのですが、その時に新しい給水管は露出で壁に這わせてあるので、壁の中の古い給水管は使っていない状態です。
給湯とガスについては、47年間、躯体の中の管を利用し続けている状態が作業前です。
築47年も経つと、給湯の銅管にもピンホールという小さな小さな穴が開くことも珍しいことではなく、そこから漏水する事故が増えてきています。
見えているところからの漏水なら、まだ発見しやすいのですが、躯体の中に入っている部分から漏れていると、ものすごく発見が困難だそうです…。
そんな訳で、私は給水給湯の配管は、すべて引き直して新しくすることにしています。
ここで考えないといけないのが、バスルームの外(洗面室)とバスルーム内の給湯器をどうやってつなぐのか、です。
バスルームはコンクリートに囲まれているので、一般的にはコンクリートへの穴あけ、という選択になりそうですが、音もすごいし、お金もかかります。
極力やりたくない作業です。
じゃあドア枠に樹脂のパネルをはめよう、となります。
でも、一般的に使われる塩ビのペラペラのパネルじゃあ納得いきません。
もっとしっかりした造りのパネルになりそうなものは無いのか、とホームセンターをウロウロして、見つけました。
「UB枠」という製品です。
少し加工すると、
ドア枠の溝にぴったり収まって、あたかもこのために設計されたかのような見た目に。
このパネルに穴を開けて、給水給湯の配管を通してやります。
これで、バスルームのリメイクは完了です。
いやー、長い話になりましたが、あのバスルームがリメイクでこんなに変身するとは我ながらよく頑張りました。
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